経営理念をお納めいたしました。
経営者様の熱い思いのこもった経営理念をお納めし、同時に社員さんへの理念研修を行いました。
そもそも経営理念って何?
今の仕事に何の関係があるの?
効果があるの?
書きあがった経営理念額を見ながら、そんな疑問を投げかけたり、質問を受けたりしながら、熱い時間を過ごしました。
【社員様の感想の一端をご紹介します】
・自分たちの商品に対して、愛情を持つことができた。
・仕事の話は面倒くさいなと思っていたが、分かりやすく説明してもらって、もっと頑張っていこうと思った。
・わかっている単語でも改めて意味は?と聞かれると、答えられないことに驚いたし、理念は朝、読み上げるだけのものと思っていた自分にも気づいた。
皆さんのいろいろな「気付き」を大切に、ますますのご発展を祈念いたしております。
今月の一字
当社の得意先に勤められていたA氏が円満退職されるとのことで、先日挨拶に来られました。
春は卒業式や入学式等、出会いと別れが交錯する季節。出会いが嬉しいですが、別れは新しい旅立ちとはいえ、やはり心寂しく思ってしまう私です。
しばしの間、思い出話に花が咲いた後、一人になってから感じたことですが、仕事でのお付き合いとはいえ、一回一回の対応に、心配りが出来ていただろうか・・・。
一期一会という言葉が頭の中を回っていました。
世の中の動きを見ても、決して順風とは言えない情勢の中での決断に、尚一層の幸運・幸福を祈らずにはおられません。
今月の一文字はそのA氏からのリクエストです。
奈良へ墨づくりの旅
高槻市民カレッジでの講演
7月22日に「高槻市民カレッジ」講演をさせて頂きました。
高槻市内の男女30数名の参加で文字の歴史。特にいろは文字の成り立ちについてです。
文化に関心を持たれている人の集まりですので、熱気ムンムン、質問を交えての2時間でした。
参加された方の感想です。
・文字の歴史から日本人の特性迄、興味深く聞き、楽しかったです。
・書道をしたくなりました。家に帰ったらさっそく練習してみます。等々・・・
また、こういう機会を作っていきたいと思っています。
今月の一文字「歩」
「歩」
歩く時は右足と左足を互い違いに動かします。
何気なく出している一歩ですが、その一歩を出すことがすでに変化していることになるんですね。
こんなことを思ったのは、毎朝愛犬の散歩をしています。朝、踏みしめる草には霜が降り、まだ暗い空には月が残っていました。そんな時に思いついて詩を作りました。
「霜を踏み 月を見上げて 背を伸ばす」
これは、現実(足元)と目指す目標の関係に似ているのではないかなと思いました。
一足出せば、一つが進む。
違えれば、方向変えて、また一歩。
検定試験を終えて
先日、書道検定試験が行われました。
日本で唯一の文科省後援の検定試験で高槻市庁舎にて開催しました。
楠本教室からは、小学生から70歳まで10名がチャレンジしました。
生徒さんのコメントです。
「50歳になって試験なんて、ドキドキして今朝は5時に目が覚めました。終わって心地いい疲れです。結果はともかく、受けてみて良かったです。」
ある人は、「今の自分の持てるものを出し切りました。」と、終了後はしばし放心状態でした。
試験責任者として、毎回感じることですが、普段はめったに経験することのないテスト会場という張り詰めた空気・・・。約2時間ほどほとんど無言で半紙に向き合う厳粛な空気・・・。一つひとつの問題にお稽古してきた成果を出そうと半紙一枚に集中している姿。一生懸命何かに打ち込んでいる姿って美しいな~、人間っていいな~と思います。
全員の方が合格されることを願うのはもちろんです。書道を通して物事に向き合う姿勢を共に学ばせて頂いています。
今月の一字 (新年の一字)
「兆」(きざし)を新年の初めの一字にしました。
この言葉は何らかの予兆を表す意味を持っています。真っ暗な夜から徐々に日の昇る予兆として、やがて空にほのかな明るさをもたらし、その一番明るいところから太陽が顔を出し、私達はその神々しさに思わず手を合わせます。
今、此処にいることへの感謝と、これからの希望を含めて・・・。
大自然の中に生かされている生命の一つとして、大いなるものへの尊厳と感謝の思いが合掌する中に自然に湧き上がってきます。
ご縁のある一人ひとりの顔を思い浮かべながら、その人達の心を明るく楽しくするような生き方をしていきたいと新年の日の出に思いました。
今年もよろしくお願い申し上げます。
今よりも、みんなで一緒に幸せになりましょう。
大阪勧業展に出展
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