検定試験を終えて
先日、書道検定試験が行われました。
日本で唯一の文科省後援の検定試験で高槻市庁舎にて開催しました。
楠本教室からは、小学生から70歳まで10名がチャレンジしました。
生徒さんのコメントです。
「50歳になって試験なんて、ドキドキして今朝は5時に目が覚めました。終わって心地いい疲れです。結果はともかく、受けてみて良かったです。」
ある人は、「今の自分の持てるものを出し切りました。」と、終了後はしばし放心状態でした。
試験責任者として、毎回感じることですが、普段はめったに経験することのないテスト会場という張り詰めた空気・・・。約2時間ほどほとんど無言で半紙に向き合う厳粛な空気・・・。一つひとつの問題にお稽古してきた成果を出そうと半紙一枚に集中している姿。一生懸命何かに打ち込んでいる姿って美しいな~、人間っていいな~と思います。
全員の方が合格されることを願うのはもちろんです。書道を通して物事に向き合う姿勢を共に学ばせて頂いています。