今月は足元、足下の「足」の字です。(行書)
先日、車止めのブロックにつまづいて、スッテンコロリン。地面に顔から落ちてしまいました。
一緒に歩いていた人達もビックリ!
その恥ずかしさと共に心配や迷惑をかけた申し訳なさに、私の大きな身体も縮こまりました。
普段、何げなく前を向いて歩いていますが、足元を見ていないんですね。
若い頃ならつまづいたとしても、瞬間の機敏さで対応できたかもしれませんが、足も思ってるほど上がっていないのですね。
帰社後、早々に病院に行きました。
お医者さんは開口一番、「運が強いですね。頬骨の打撲と擦り傷なので塗り薬で治ります。
あと5㎜ずれていたら眼球に傷が入っていたか、打った角度が違っていたら骨折になっていたかもしれません。」との言葉に、
思わず背筋がぞっとするとともに、亡き母に守られているんだなという思いが突然湧いてきました。
毎晩、寝る前に母へお線香をあげていますが、その日の夜は、いつもより丁寧にお礼を言いました。
前を向いて歩きながらも、足元を見るという日常当たり前のこと。
そして、周りの人に守られながら、多少の迷惑もおかけしながら生活していることを、あらためて思い知らされた出来事でした。
皆様も足元、どうぞお気をつけ下さい。