熱烈の烈
みるからに激しい、燃える、ほとばしる勢いを感じさせる文字です。
心を燃やし、身をこがすようなそんな激しい思いにかられることが日常あるだろうか。
年を重ねると、まあまあと受け入れることが円満な人格だと勘違いしていないか?
忘れていた激しさが筆に墨を含ませ、
イメージをふくらませていると、よみがえってくる。
筆の力、墨の力ってすごい、と書いている私自身再認識している。
違いを受け入れる懐の広さはもちながら、心の底に燃える炎は消してはいけない。
書き終わったとき、額に汗をかいていることに気付き、
すがすがしい気分になりました。