経営理念を作成する過程で気づいたのですが、子供の頃から鍵っ子で淋しい思いをして育った(親を恨んではいませんよ)事から、自分の中で一番大切にしたい想いは【愛が溢れる未来を実現する】というワードだったのと、車を相手にしているようですが、お客様は【人】なので、サービスという言葉を付け加えました。また、楠本さんに理念研修で教授いただいた際に【最高の交通インフラサービス】とは【車に係る全ての人々の命と生活を支える仕事】なんだと社員の皆と落とし込めたのがとても腑に落ちております。
経営理念作成後、会社の看板を楠本さんに書き換えを依頼しました。その際に、経営指針の実践に不安があると相談したところ、社員に対して理念研修を行ってくださるとの事で、是が非でもとお願いしました。僕の理念への想いを理解してくださっている楠本さんに書いていただけたことをとても嬉しく思い、自分自身の誇りにもなっています。
それまではパソコンで作成したものを掲示していたのですが、やはり念の籠った書というものは見ているだけで、書き手の想いまで伝わってきます。僕の事を思って【愛】という文字を大きくして青信号と同じ色にしていただきました。社員も「凄い!」と喜んでくれました。
書だけでなく、発する言葉のひと言ひと言が勉強になります。そして、こちらをを包み込んでくれる包容力と寛容さをお持ちなので、まだまだ未熟な僕をいつも見守っていただいております。何かあれば相談に乗っていただけるなという安心感も依頼して良かったと思える一つだと思います。
たまに見せるお茶目な部分もありつつ、人の世の理をすべて理解しているかのような高尚で深い思慮を併せ持つ素晴らしい人です。人生の師であり、その優しさは共に学んだ仲間たちの母であると勝手に思っております。